糖尿病とカゼ
2017年 12月 26日
1.抵抗力が落ちているので、カゼにかかりやすい。マスクや手荒いなどはきちんと行う
2.胃腸炎時の糖尿病薬の内服は基本やめる、ただインスリンはきちんと打つ
3.低血糖に注意する。食事が取れないときはジュースを使う。
みなさんこんにちは。
カゼが各地で流行してきています。
インフルエンザをはじめとした流行性感染症には注意が必要です。糖尿病は免疫力を低下させ、簡単に感染症にかかりやすい状態になっています。
人混みなどではマスクをする、手洗いをするなど簡単にできる感染症対策をとっていきましょう。かかってしまったら悪くなりやすく、長引きやすいので、カゼかな?と思ったら無理せず、医療機関にかかりましょう。
しかし、体力が落ちていると、カゼにかかってしまいがちです。カゼが原因で胃腸炎になる人も少なくありません。そうした場合、食欲が落ちたり、下痢になったりします。
ご飯を食べていないときの薬の服用はどうするか。まず、ご飯が食べられていない場合は内服はやめましょう。低血糖になるかもしれないため、全く口から食事が入らない場合はやめます。下痢をしているときはどうするか、グルコバイをはじめとしたαグルコシダーゼ阻害薬という種類のものは、胃腸で糖が吸収されるのを緩やかにする働きがあり、ガスが出やすくなり、胃腸症状が出やすいとされています。下痢をしているときもグルコバイは内服はやめておきましょう。
食事が食べられないときは低血糖に注意していきます。ご飯は食べられないけど水分は取れるというときに、ジュースを活用します。体が弱っているときは、血糖値を乱れやすくなります。血糖値に気を付けて、ジュースを取り入れていきましょう。
ますますカゼが流行ってきます。
体調に気を付けていきましょうね。
by kango4blog
| 2017-12-26 22:26
| 医療